1.生活の知恵
トゥレット症の方はチック症状のみならず、併発症やその他体調の不具合を抱えていることが少なくありません。
そのため、他人が思っている以上に辛い思いをしていて、個々の工夫で、それをクリアしていらっしゃいます。
このページでは、そんな皆様の「生活の知恵」を集めてみました。
「こんな症状に対しては、こんなふうに工夫したよ!」といった耳寄りな情報がありましたら、
仲間にも知らせてあげましょう。皆様の投稿をお待ちしていま~す 💙
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No.1 夜、眠る時の空気の「ざわつき」がつら~い!
過敏症のあるAさん・・・いつもっていうわけではないんだけど、
五感の受信感覚がピークになる時がある。
そうすると、音、光、臭い、味、触感といった情報をフル入力。
脳をビンビン攻撃しちゃう感じで、頭の神経は興奮状態。
そうすると、就寝時、脳が興奮しちゃってなかなか眠れない(T_T)
そんな時のお助けグッズがこれ!
ネックウォーマー!
本来、首に巻くグッズだけど、耳を優しくカバー。
耳を覆うように頭からすっぽりかぶると、ホッとする。
このフカフカ感が良かったのかな~♡
(Aさんの場合、イヤーマフは圧迫感があってNGだったそうです)
こうしたグッズで、音も空気も優しくなり、安心して眠れるといいですね~!
これから、寒くなる時期、お耳もほっこり温まって、一石二鳥かも!
感覚過敏のある方は、是非、試してみてくださ~い。

投稿者 N様/20歳代女性の保護者・横浜在住( 記:2018年)
No.2 おすすめ文房具
文字を書く時のお助けグッズを紹介します。
チックのある方は、字を書く作業が大変だったりします。
筆圧を上手くコント―ル出来なくて、
書くことが嫌になっちゃう。
集中して書けない。
疲れる。
鉛筆やシャープペンシルの芯をポキポキ折っちゃう・・・など。
そこで おすすめ文房具 はこれ!
*尚、商品によっては、ネットストアページの有効期間が切れて
表示されないこともありますのでご了承ください。
自分に合ったグッズを見つけて、
ストレスを少しでも減らせるといいですね。是非、お試しあれ!!

投稿者 M様/当事者・20歳代女性・横浜在住( 記:2019年)
No.3 筆記の際の「書き直しチック」に対しては、こう応戦する!
◆筆記する際、書いた文字を意味もなく消してしまい、また書き直す。
そういった、繰り返し行為・・・。
「消す」運動チックなのか?強迫行動なのか?、
・消しゴムで何度も消すので、ノートはボロボロ。
・机の上は消しゴムのカスだらけ。
・ノートが汚くなり、文字が読みづらい。
・筆記に時間をとってしまい、板書が追いつかない。
こんなふうに、繰り返し書き直す行為によって学習上の困難を抱えることは
トゥレット症の当事者様にとって少なくないようです。
◆そこで、K君は考えました。
「そうだ!鉛筆ではなく、ボールペンで書くことにしよう!」と。
(注意:消しゴムで消えるボールペンはNGですよ)
◆そして、どうしても書き直さないと気がすまない時や
どうしても消さないといけない時は 修正テープ!
修正テープ(参考)https://tobuy.jp/seikatsu/stationery/post-1311
これで万事OKというわけではないようですが、
鉛筆を使うよりはかなり効率が上がったそうです。
是非、お試しください!!
